中動態が直感を生み、直感が生成を生み、この結晶の破片が転移する。
破片は勝手に育ち、鳩尾に落ち、新たな直感を生み、生成を生む。
破片が育った先に型がある。型には間がある。
間があるから、また直感が起きる。
Figure 01
全体の円環
図1|直感の円環──全体構造
円環は直線ではない。蓄積の回路(直線・右肩上がり)に対し、直感の回路は円環する。しかし同じところに戻るのではない。一周するたびに結晶の質が変わる。螺旋だが、上昇する螺旋ではない。深まる螺旋。
Figure 02
中動態が直感を生む
図2|中動態から直感へ
目標を設定し努力する能動態からは、直感は生まれない。在り方の中にいる中動態が持続するとき、過去と未来が同時接続する瞬間が「勝手に」訪れる。
Figure 03
直感が生成を生む
図3|直感から生成へ──コピーではなく花が咲く
生成とはコピーではない。受け取った種が、自分の鳩尾を通過して、自分だけの花として咲くこと。生成が繰り返し結晶化するとき、余計なものが削ぎ落とされ、残るべきものだけが残る。
Figure 04
結晶の破片が転移する
図4|なぜ「破片」なのか──完全な結晶はコピーを生み、破片は花を生む
完全な結晶がそのまま転移したら、それはコピーだ。破片が転移するから、受け取った側の鳩尾で新しい結晶が生まれる余地がある。欠けているからこそ、受け取った人間の身体がその欠けを自分の衝動で埋める。埋めた結果が新しい結晶になる。
Figure 05
破片は勝手に育ち、鳩尾に落ちる
図5|頭から鳩尾へ──「気づいたら降りていた」
種は頭に蒔かれる。しかし発酵するのは鳩尾だ。いつ発酵するかは誰にも決められない。味噌に「もっと早く発酵しろ」と言っても意味がない。在り方が整っていれば、勝手に降りる。
Figure 06
破片が育った先に型がある。型には間がある。
図6|型と間──間があるから直感が起きる
型は蓄積の産物ではない。生成の連鎖の中で、余計なものが削ぎ落とされて残ったもの。そして型を型として生かすのは間だ。間の中で確率共鳴が起き、過去の沈殿と未来の微弱信号が同時接続する。間がなければ型は機械的反復になる。
Figure 07
間があるから、また直感が起きる
図7|円環の帰還点──間から中動態へ
一茶の十七音が200年途切れない。世阿弥の型が600年途切れない。型が情報として保存されているから途切れないのではない。型の中に間があり、間の中で直感が起き、直感が生成を起こし続けるから途切れない。GETTAの一点支持も同じ構造を内蔵している。使うたびに間が生まれ、間の中で直感が起き、受講者の身体に新しい結晶が生成される。
Figure 08
GETTAという型
図8|GETTAの一点支持に内蔵された円環
GETTAは型だ。一本歯の一点支持という型の中に、間が内蔵されている。不安定の揺らぎの中に生まれる一瞬の静止。その間の中で確率共鳴が起き、受講者の身体に直感が生まれる。毎回同じGETTAに乗る。しかし毎回異なる間が生まれ、毎回異なる直感が起きる。蓄積ではなく生成。だから飽きない。だから効き続ける。