このページでわかること
DA VINCI CODING──思想体系の全体図解を、7つの観点から解説します。
- 構造を把握し、実装する
- 近代が身体から奪ったものの診断書
- 読む順序はない。鳩尾が動いたところから入ればいい。
- 診断と応答は同じ鳩尾から湧いている
- GETTAは探求を促す装置ではない
- 学ぶプラットフォーム
- 思想体系をさらに読む
監修:宮崎要輔(合同会社GETTAプランニング代表・一本歯下駄GETTA開発者)
六つの論考が一つの鳩尾から湧いている
DA VINCI CODING
発見するだけなら「ダ・ヴィンチコード」で終わる。
発見した構造を自分の現場で実装するから
「ダ・ヴィンチコーディング」になる。
名詞ではなく動詞。隠された原理の解読ではなく、原理の身体的実装。
What is DA VINCI CODING
構造を把握し、実装する
ダ・ヴィンチが解剖学者より人体を知り、工学者より機械を知り、画家より絵画を知ったのは、各分野の「上位にある別の何か」を持っていたからではない。各分野を貫く構造を把握していたからこそ、各分野の内部においても専門家を上回った。
『ダ・ヴィンチコーディング』は、その構造の把握を方法論として言語化した書籍である。著者・宮崎要輔は20年以上にわたり、112名以上のJリーガー、45名以上のプロ野球選手、3度の世界タイトルマッチに帯同してきたスポーツトレーナーであり、追手門学院大学大学院で社会学修士号を取得した文化身体論研究者である。
この本の方法は一つ。逸話が先、概念が後。
具体的な身体の出来事が読者の鳩尾に届き、読者の中で同じものが湧く。
その後に概念が名前として来る。説明ではなく、転移。
──ダ・ヴィンチコーディングの執筆原理
近代の三重変換装置が
人間から奪ったものがある。
行動:志を妥協に変換する。
知:衝動を探求に変換する。
社会:転移を蓄積に変換する。
Three Diagnoses ── 三つの診断
近代が身体から奪ったものの診断書
ダ・ヴィンチコーディングは六つの論考で構成される。前半の三つは診断である。近代が人間の身体からどのように生命を奪ったかを、三つの面から記述する。
三つの診断が鳩尾に収束し、三つの応答が鳩尾から湧く
Six Chapters ── 六つの論考
読む順序はない。
鳩尾が動いたところから入ればいい。
DVC CHAPTER ONE ── SEDIMENTATION
蓄積は大脳にある。沈殿は鳩尾にある。知っているけれども空っぽにして場にいる。知らないから空っぽなのではない。知った上で手放すから空っぽになれる。所有を手放すことと所有しないことは違う。
沈殿を読む →
DIAGNOSIS ── THREE PROPOSITIONS
第一命題:妥協には「志のある妥協」と「志のない妥協」がある。第二命題:志は妥協を生む。第三命題:最大の妥協は「理想を手に入れた瞬間」に生まれる。志と理想こそが妥協の源泉である。79,000字の論考から結晶した三命題。
三命題を読む →
SOCIAL DIAGNOSIS ── TRANSFERABLE CULTURAL CAPITAL
ブルデューは文化資本を所有の文法で記述した。蓄積され、相続され、変換される資本。しかし園庭の母親の身体に起きていることは蓄積ではない。わが子への愛が子どもたちへの愛へと拡張する──転移。二十の変換は、近代が身体から奪ったものの目録である。
転移する文化資本を読む →
VOCATIVE ── SEVEN ON GENIUS
天才とは、生命が生命らしくあろうと務めた時に立ち現れる現象である。GETTAとは、凡人の建築と天才の現象のあいだに〈身〉を置く装置である。故に誰もが天才という現象になれる。この七文は、あなたへの呼びかけである。
天才七文を読む →
GUIDEPOST ── SEVEN ON FREEDOM
制約の中にすでに在る者は、もはや自由を必要としない。自由は、出発する人間のための概念だ。到着した人間は、自由のことを考えない。一人の身体の内部で起きる変容の道筋を示す七つの文。
自由七文を読む →
KNOWLEDGE DIAGNOSIS ── IMPULSE INVERSION
近代の知とは衝動を探求に変換する装置である。世の中が探求を最高とするのは記述装置が探求の側にあるから。衝動は生命の側にある。探求は近代の側にある。ベルクソンが先、ダーウィンが後。この順序を取り戻すことが脱近代のすべてである。
衝動と探求を読む →
衝撃が先、言語化は後。
身体の出来事が読者の鳩尾に届き、
読者の中で同じものが湧く。
その後に概念が名前として来る。
説明ではなく、転移。
Three Responses ── 三つの応答
診断と応答は同じ鳩尾から湧いている
三命題は行動の診断であり、天才七文はその診断への呼びかけである。「あなたの志は妥協を生んでいる」と指摘し、「それでもあなたは天才になれる」と応える。診断の厳しさと呼びかけの温かさは、同じ鳩尾から湧いている。
自由七文は道標である。三命題が「あなたはいまどこにいるか」を示し、自由七文が「どこへ向かえばいいか」を示す。衝動と探求の転倒は知の診断であり、沈殿は知の応答である。探求を手放したあとに沈殿が起きる。
転移する文化資本は社会の診断であり、その応答はGETTAという装置そのものである。蓄積の回路を突き抜け、転移の回路を大人の身体に再び開く。230名を超える認定インストラクターは、転移の回路を開く醸造家たちである。
GETTA ── The Device
GETTAは探求を促す装置ではない
GETTAの上に立つことにイメージは要らない。「どう立つか」を考えてから立つことはできない。立った瞬間に身体が応答を始める。衝動がスタートだ。前頭前皮質の計画的な運動制御が間に合わない。代わりに足裏から、鳩尾から、深層の衝動が湧き上がる。
一本歯下駄GETTAとは、近代が沈黙させた鳩尾の回路を再び開く装置である。鍛えるのではなく、醸せ。外から負荷をかけるのではなく、環境を整えて内側から変わるのを待つ。三万台を超える販売と二三〇名以上の認定インストラクターは、この装置が「転移する文化資本」の回路を実際に開いた証拠だ。
GETTAとは、凡人の建築と天才の現象のあいだに〈身〉を置く装置である。
故に誰もが天才という現象になれる。
──天才についての七文 第二文・第三文
このページを読んだあなたの鳩尾には、
すでに何かが動いている。
言葉で理解する前に、
身体が先に受け取っている。
それが確率共鳴であり、
転移する文化資本であり、
ダ・ヴィンチコーディングのインストール。
思想体系をさらに読む
よくある質問
Q. ダ・ヴィンチコーディングの全体像を知りたいのですが?
A. このページでは、宮崎要輔の思想体系であるダ・ヴィンチコーディングの全体を図解で示しています。各テーマの関係性や構造を俯瞰的に理解するための地図としてお使いください。
Q. どの順番で読めばいいですか?
A. 決まった順番はありません。気になるテーマから読み始めて、関連するページへと辿っていく読み方をおすすめします。身体の体験が伴うと、言葉の受け取り方も変わっていきます。
この記事の監修者
宮崎要輔
合同会社GETTAプランニング代表 / 一本歯下駄GETTA開発者
文化身体論提唱者。「鍛えるな醸せ」を核心原理とし、一本歯下駄GETTAを通じた体幹トレーニング・身体教育の革新を推進。進化思考に基づく身体知の体系化と、トレーナー資格認定制度を設計。