日本のソーシャルデザインを、地図からたどる。
北海道から九州・沖縄まで。地域をクリックすると、その土地で社会の課題を創造的に解いてきた人物・組織・プロジェクトが一覧できます。色の濃さは収録件数の多さを表します。
地域からたどる
マスをクリックすると、その地域の実践と分野の内訳が右側に表示されます。「全国・横断的」は特定の地域に紐づかない、全国に広がる取り組みです。
左の地図から地域をクリックすると、その地域の分野内訳と実践一覧が表示されます。
地域の実践
由布院温泉のまちづくり(中谷健太郎)
住民主導で、静かな温泉保養地をつくる
白川郷の『結』
助け合い『結』が、合掌造りの集落を守る
一村一品運動(平松守彦)
一つの村に、一つの誇れる品を育てる
小布施町(町並み修景)
住民と進める、暮らしながらの町並みづくり
内子町(町並み保存)
木蝋で栄えた町並みを、住民が守り活かす
東川町(写真の町)
『写真の町』を掲げ、文化で人を呼ぶ
葉っぱビジネス『彩(いろどり)』
山の葉っぱを売り、高齢者が主役になる産業
横石知二
葉っぱビジネスを設計した地域プロデューサー
黒川温泉(後藤哲也)
温泉郷ぜんぶを、一つの宿に見立てる
黒壁(長浜)
ガラス文化で、衰退した中心市街地を再生する
やねだん(柳谷集落・豊重哲郎)
『行政に頼らない』集落の自治と自主財源
旭山動物園(行動展示)
『伝え方』を変えて、来園者数を甦らせた
智頭町(百人委員会・森のようちえん)
住民が政策を提案する『百人委員会』の町
ニセコ(国際リゾートのまちづくり)
雪を資源に、世界とつながる山のまち
山内道雄
『守りと攻め』で海士町の再生を主導した町長
馬場正尊 / Open A・公共R不動産
使われない公共空間と建物を、人の集まる場へ
半農半X
農で暮らしを支え、Xで天職を生きる
海士町(島根県・隠岐)
財政破綻寸前の離島が、移住者で溢れる島へ
NPOグリーンバレー
アート・イン・レジデンスで過疎の山里を変えた
大南信也
『ホンモノをつくれば人は来る』を体現した仕掛け人
山古志(中越地震からの復興)
全村避難から、錦鯉と棚田の里へ帰る
京町家まちづくりファンド
町家を残すための、お金の仕組みをつくる
木下斉
補助金に依存しない『稼ぐまちづくり』を説く
尾道空き家再生プロジェクト
斜面地の空き家を、人とまちの資源へ甦らせる
高校魅力化プロジェクト
廃校寸前の高校を、地域再生の中心に据える
百年の森林構想(西粟倉村)
森を引き継ぎ、ローカルベンチャーを次々生む村
牧大介
ローカルベンチャーで地域に事業と雇用を起こす
地域おこし協力隊
都市の人材が地方に移り、地域を支える制度
丹波篠山・NOTE(集落丸山)
古民家を分散型ホテルに、集落ごと甦らせる
小値賀島(古民家ステイ)
島の古民家に泊まり、暮らしを味わう
清水義次
リノベーションまちづくり・家守(やもり)の提唱者
リノベーションスクール
遊休不動産を題材に、まちの担い手を育てる
女川町の復興(民間主導)
若い世代が主導した、震災からの町づくり
オガールプロジェクト(紫波町)
補助金に頼らず『稼ぐ』公民連携のまちづくり
阿智村(日本一の星空)
暗い夜空という『何もなさ』を価値に変える
HAGISO / 宮崎晃吉
古い木賃アパートを『最小文化複合施設』に
里山資本主義
マネー経済の外側に、安心の循環をもう一つ持つ
ヤマガタデザイン
庄内に、農・教育・宿を束ねた地域づくり
関係人口
定住でも観光でもない、地域に関わり続ける人々
神山まるごと高専
テクノロジー×デザイン×起業家精神の私立高専
コミュニティデザイン(日本)
空間でなく、人がつながり続ける仕組みをつくる
西村佳哲
『自分の仕事をつくる』——つくり手の姿勢を問う
山納洋 / common cafe
場を『運営する人』を増やす、カフェの実験
山崎亮 / studio-L
『つくらない』デザイン——人のつながりを設計する
影山知明 / クルミドコーヒー
『ゆっくり、いそげ』——一杯から始まる地域経済
兼松佳宏(YOSH)
『be の肩書き』——あり方から始まる関わり
アサダワタル
『住み開き』——私の場所を、少しだけ街に開く
紫牟田伸子
編集の力で、地域とものづくりをつなぎ直す
田中元子 / グランドレベル
建物の1階を開いて、能動的なまちの居場所をつくる
渋沢栄一(道徳経済合一)
『論語と算盤』——道徳と経済は両立する
賀川豊彦(協同組合運動)
貧民街から始まった、相互扶助と協同組合
大原孫三郎(社会事業・大原美術館)
事業の利益を、社会と文化へ還す実業家
ETIC.
若い社会起業家を生み育てる、日本の土壌
スマイルズ / 遠山正道
Soup Stock Tokyo——『生活価値の拡充』を事業に
テラ・ルネッサンス
地雷・子ども兵のない世界を、現場から
かものはしプロジェクト
子どもが売られない世界を、予防からつくる
フローレンス / 駒崎弘樹
病児保育から始める、社会の仕組みづくり
ユーグレナ / 出雲充
ミドリムシで、栄養問題と環境に挑む
LITALICO / 長谷川敦弥
『障害のない社会をつくる』就労・教育の事業
サービスグラント(プロボノ)
仕事のスキルを、NPOへの支援に活かす
マザーハウス / 山口絵理子
『途上国から世界に通用するブランドをつくる』
ボーダレス・ジャパン / 田口一成
社会起業家が次々生まれる『恩送り』の経営
コペルニク(中村俊裕)
途上国の最後の一マイルに、技術を届ける
クロスフィールズ
『留職』——企業人材を社会課題の現場へ送る
READYFOR / 米良はるか
想いある挑戦に、お金の流れをつくる
フェアトレードシティ(熊本)
まちぐるみで、公正な貿易を選び取る
五常・アンド・カンパニー / 慎泰俊
『民間版・世界銀行』を目指すマイクロファイナンス
べてるの家
『弱さ』を中心に置く、精神障害者の共同体
宅老所よりあい(村瀬孝生)
施設でなく『普通の暮らし』を支える介護
スワンベーカリー / 小倉昌男
障害者がまっとうな賃金で働けるパン屋
当事者研究
自分の苦労を、自分自身で研究する
もやい / 湯浅誠
貧困を『自己責任』にしない、つながりの再生
ビッグイシュー日本
雑誌を売る『仕事』で、ホームレスの自立を支える
ホームホスピス かあさんの家(市原美穂)
看取りまで、地域の家で暮らし続ける
ソーシャルファーム
働きづらさのある人と、農や仕事をつなぐ
暮らしの保健室 / 秋山正子
病院でも家でもない、まちの相談の場
認知症カフェ(オレンジカフェ)
認知症の人と家族、地域がつながる場
ぐるんとびー(菅原健介)
団地の中で、ごちゃまぜに暮らし支え合う
コミュニティナース(矢田明子)
病院でなく、暮らしの中に出向く看護
マギーズ東京
がんとともに、ほっとできる相談の家
注文をまちがえる料理店
間違えても、いい——認知症の人が働くレストラン
山村留学
都市の子が、農山村で暮らして育つ
羽根木プレーパーク(冒険遊び場)
『自分の責任で自由に遊ぶ』子どもの広場
久高島留学センター
神の島で、子どもが一年間暮らして学ぶ
東京シューレ / 奥地圭子
学校に行かない子の、もう一つの居場所
森のようちえん
自然そのものを、保育と学びの場にする
カタリバ
『ナナメの関係』で、子どもの意欲に火を灯す
東京コミュニティスクール
探究を中心に据えた、小さなオルタナティブ校
うらほろスタイル(浦幌町)
子どもの『地域を愛する心』を育てる連携
放課後NPOアフタースクール
小学校を、放課後の安全で豊かな居場所に
こども食堂
地域で、子どもに食と居場所を差し出す
全国高校生マイプロジェクト
『自分ごと』の行動を、学びの中心に置く
Learning for All(李炯植)
子どもの貧困に、学習支援と居場所で挑む
SOCIAL DESIGN, EMBODIED ── 身体から始まる社会デザイン
社会を動かしたのは制度ではなく、人の身体だった。
社会デザインの最小単位は、共に立つ身体である。
一本の歯は、身体から始まる社会デザインの実験装置。
N高等学校
ネットを基盤にした、新しいかたちの高校
地域みらい留学
都市の高校生が、地方の高校へ進学する
探究学習
答えのない問いに、自ら向かう学び
綾町(自然生態系農業)
照葉樹林とともに、有機農業のまちを育てる
地域通貨(エコマネー)
地域の中で循環する、もう一つのお金
上勝町ゼロ・ウェイスト宣言
ごみ焼却ゼロを、自治体として宣言する
大崎町(鹿児島・リサイクル)
焼却炉を持たず、分別で資源を回す町
枝廣淳子
システム思考で、持続可能性と地域の未来を描く
more trees / 坂本龍一
音楽家が始めた、森と人をつなぐ森林保全
下川町(森林×SDGs)
森を循環させ、持続可能な町をつくる
ナカダイ / モノファクトリー
『捨て方をデザインする』産業廃棄物の再発見
みんな電力 / UPDATER
『顔の見える電力』——どの発電所か選んで買う
読谷やちむんの里
陶工が集い、共同の窯で焼物文化を守る
三州足助屋敷
手仕事が生きている、暮らしの博物館
D&DEPARTMENT / ナガオカケンメイ
『ロングライフデザイン』——長く愛される物を伝える
中川政七商店 / 中川淳
『日本の工芸を元気にする!』を掲げる地場産業の再生
石巻工房
震災のDIYから生まれた、世界に届く家具
セメントプロデュースデザイン(金谷勉)
中小の町工場と、売れるものづくりをつなぐ
うなぎの寝床 / 白水高広
『地域文化商社』——産地のものを正しく届ける
ファクトリエ / 山田敏夫
『語れる工場』——国内縫製の価値を直接届ける
燕三条 工場の祭典
産地を開いて見せる、オープンファクトリー
RENEW(鯖江)
眼鏡・漆器の産地をめぐる、開かれた工房見学
ヒダクマ / FabCafe Hida
広葉樹の森と、デジタルファブをつなぐ
ソトコト / 指出一正
ローカルと関係人口を伝える、社会派の雑誌
みんなの経済新聞ネットワーク
まちの経済・文化を、地域の手で伝える
greenz.jp / 鈴木菜央
『ほしい未来は、つくろう』——実践を伝える場
シブヤ大学 / 左京泰明
まちぜんぶがキャンパスになる、生涯学習の場
日本仕事百貨 / ナカムラケンタ
『生きるように働く』仕事との出会いをつくる
リディラバ(安部敏樹)
社会課題の現場を旅し、無関心を打ち破る
くまモン(熊本)
無料開放で、地域に経済を呼び込むキャラ戦略
Code for Japan / 関治之
『ともに考え、ともにつくる』市民の技術
カマコン(面白法人カヤック)
まちを良くするアイデアを、みんなでブレスト
NoMaps(札幌)
クリエイティブと事業が交わる、北の祭典
グッドデザイン賞(地域・社会領域)
社会的な取り組みを『デザイン』として評価する
道の駅
沿道に、地域の交流と物産の拠点をつくる
ボランティア元年(1995)
阪神・淡路大震災が開いた、市民活動の扉
武蔵野市ムーバス(コミュニティバス)
高齢者や歩行者の足を、小型バスで支える
特定非営利活動促進法(NPO法)
市民活動に、法人格という土台を与えた
富山市コンパクトシティ(森雅志・LRT)
公共交通を軸にした『串と団子』のまち
ふるさと納税
地域を選んで支える、寄付と返礼の仕組み
デザイン経営宣言(2018)
デザインを、経営の中心に据えよという宣言
SDGs未来都市
自治体のSDGsを、先進モデルとして後押し
宮沢賢治(羅須地人協会)
『農民芸術概論』——農と芸術が一つになる暮らし
石牟礼道子『苦海浄土』と水俣
公害の極限を、命の言葉として記録する
利賀・SCOT(鈴木忠志)
山あいの村を、世界演劇の拠点にする
富良野塾(倉本聰)
自然の中で、表現と暮らしを学ぶ私塾
ベネッセアートサイト直島 / 福武總一郎
産業廃棄物の島を、現代アートの聖地に
取手アートプロジェクト
大学・市民・行政が組む、まちのアート
大地の芸術祭 越後妻有 / 北川フラム
過疎の里山を、世界の芸術で結び直す
山口情報芸術センター(YCAM)
メディアアートと市民が共に創る公共施設
ココルーム / 上田假奈代
寄せ場のまちで、表現とケアの居場所を
金沢21世紀美術館
まちに開かれた、まるい現代美術館
BEPPU PROJECT / 山出淳也
温泉地・別府を、現代アートで開いていく
モエレ沼公園(イサム・ノグチ)
ごみ処理場跡を、彫刻のような公園に変える
黄金町(アートによるまち再生)
負の歴史を抱えたまちを、アートで開き直す
瀬戸内国際芸術祭
『海の復権』——島々を現代美術で甦らせる
3331 Arts Chiyoda(中村政人)
廃校を、まちに開かれたアートの拠点に
福岡正信
『わら一本の革命』——耕さない自然農法
大地を守る会(藤田和芳)
有機農業の産直で、作り手と食べ手を結ぶ
馬路村ゆず(農協ブランド)
過疎の村の農協が、ゆずで全国に届く
セカンドハーベスト・ジャパン
余る食と、足りない人をつなぐフードバンク
食育基本法(2005)
食を通じた学びを、社会の基盤に位置づける
四万十ドラマ(畦地履正)
『ローカル×ローカル』で地域資源を商品に
マイファーム(西辻一真)
耕作放棄地を、誰もが耕せる体験農園に
周防大島ジャムズガーデン(松嶋匡史)
島の果実を、手づくりジャムで価値に変える
邑南町(A級グルメ)
『A級グルメ』で、田舎に人と仕事を呼ぶ
食べる通信 / 高橋博之
食べ物が付いてくる、生産者を伝える情報誌
ポケットマルシェ
生産者から直接買える、産直のプラットフォーム
TABETE / コークッキング
廃棄寸前の食を、買い手とつないで救う
点字ブロック / 三宅精一
視覚障害者の足もとを守る、日本生まれの発明
エイブル・アート・ムーブメント(播磨靖夫)
障害のある人の表現を、芸術として解き放つ
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
暗闇で、視覚障害者が案内役になる体験
ユニバーサルデザイン(日本の展開)
特別扱いでなく、最初から多くの人が使える設計
日本ブラインドサッカー協会
見えなくてもできる——混ざり合うスポーツ
ミライロ / 垣内俊哉
『バリアバリュー』——障害を価値に変える
シュアール(大木洵人)
手話とテクノロジーで、言葉の壁を越える
ReBit(薬師実芳)
LGBTQの子ども・若者が、自分らしく育つ社会へ
世界ゆるスポーツ協会 / 澤田智洋
『スポーツ弱者をなくす』——勝てるのは誰でもいい
WELgee(渡部清花)
難民を『支援対象』でなく『力』として迎える
ヘラルボニー / 松田崇弥・松田文登
『異彩を、放て。』——障害を欠落でなく違いとして
近江商人『三方よし』
売り手よし・買い手よし・世間よし——商いの三方よし
二宮尊徳(報徳仕法)
勤労・分度・推譲で、荒れた村を立て直す
柳田國男(民俗学)
名もなき人々(常民)の暮らしを学問にした
民藝 / 柳宗悦
無名の職人の日用品にこそ、健全な美が宿る
考現学 / 今和次郎
いまの暮らしを、そのまま観察し記録する
柳宗理
手の感覚から生まれる、用のための工業デザイン
KJ法 / 川喜田二郎
断片的な情報から、意味と仮説を立ち上げる
梅棹忠夫
『知的生産の技術』——知を生む作法を民主化した
宇沢弘文(社会的共通資本)
市場に委ねてはならない『社会的共通資本』
吉本哲郎(水俣の地元学)
公害のまちから生まれた、足元を調べる学び
結城登美雄(地元学)
足元の地域資源を、住民とともに見出す
ソーシャルデザイン(日本)
社会の課題そのものを、創造的に解決する
issue+design / 筧裕介
社会課題に、デザインの創造力をかけ合わせる
井庭崇
パターン・ランゲージで、経験の知を共有する
パターン・ランゲージ(日本展開)
うまくいく経験を、言葉にして手渡す
今一生
『ソーシャルデザイン50の方法』で実践を編んだ
KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)
デザイン都市・神戸の、創造の拠点
東北芸術工科大学 コミュニティデザイン学科
コミュニティデザインを、大学で学ぶ
鞍田崇
民藝を『いとおしさ』として現代に問い直す
TRANSFERABLE CULTURAL CAPITAL ── 転移する文化資本の実践
身体から始まる社会デザインの、最小単位。
一足を置いた場所から、共同体の身体文化が転移する。
家庭に、教室に、地域に。


