VISION TRAINING ZUKAN / INDEX
12 CHAPTERS / 3 PARTS

ビジョントレーニング大図鑑見る力を、12の回路に分けて鍛える。眼球運動から脳の処理まで、一冊で。

章の数123部構成
1日の練習5〜10分毎日
変化の目安1〜3か月定着は半年以上
無料ツール7モードブラウザで動く
ANSWER FIRST / 先に答え
  1. ビジョントレーニングとは、視力そのものではなく「見る力」を構成する眼球運動・視野・瞬間視・両眼視・視覚と身体の協応を、能力ごとに分けて鍛える訓練です。
  2. 1日5〜10分を毎日続けると早い人で1〜3か月で変化が出ます。首を動かさず眼だけで行うこと、立って行うことが条件です。
  3. この図鑑は「見る」「動かす」「脳」の12の能力に、子ども・高齢者・受験生・デスクワークの対象別5章と、野球・サッカー・ラケット競技・バスケットボール・ゴルフ・格闘技・陸上の競技別7章を加えた全24章です。それぞれに鍛え方、誤り、12週プロトコル、Q&Aがあります。
DEFINITION / ビジョントレーニングとはビジョントレーニングとは、動体視力、周辺視野、瞬間視、眼球運動、両眼視、眼と身体の協応など、視力検査では測れない視覚機能を個別に評価し訓練する方法の総称で、スポーツビジョンと呼ばれる領域の実践部分にあたります。
24 CHAPTERS

24の能力・対象・競技を、5部に分けて鍛える

第1部は入ってくる情報を増やす練習、第2部は眼を動かす制御の練習、第3部は頭と脳を含めた統合の練習、第4部は子ども・高齢者・受験生・デスクワークという対象別、第5部は野球・サッカー・ラケット競技・バスケットボール・ゴルフ・格闘技・陸上の競技別の実践です。上から順に読んでも、自分に近い章から入っても構いません。

PART V競技別競技で使う
No.17 VISION FOR BASEBALL野球のビジョントレーニング野球で一番効くのは、リリース直後の球へ一回で視線を着地させるサッケードと、その後の軌道を切らさず追う追従です。…No.18 VISION FOR SOCCERサッカーのビジョントレーニングサッカーで最も効くのは周辺視野です。ボールを中心視に置いたまま、味方と敵の位置を周辺で取れるかどうかで、判断の速さが決まります。…No.19 VISION FOR RACKET SPORTSテニス・卓球のビジョントレーニングラケット競技の球は速すぎて、後半は眼で追えません。返せるのは、相手の打点を見た瞬間に軌道を予測しているからです。…No.20 VISION FOR BASKETBALLバスケットボールのビジョントレーニングバスケットボールで最も効くのは、ボールを扱いながら周辺でコート全体を取る力です。周辺視野とデュアルタスクの組み合わせが土台になります。…No.22 VISION FOR GOLFゴルフのビジョントレーニングゴルフで最も効くのは、打つ直前に視線を一点に止めるクワイエットアイです。熟練者ほど直前の固視が長く安定していると報告されています。…No.23 VISION FOR COMBAT SPORTS格闘技のビジョントレーニング格闘技では、相手の手や足の一点を見た瞬間に釣られます。胸や肩の中心を見たまま、手足の動きは周辺視で取るのが基本です。…No.24 VISION FOR TRACK AND FIELD陸上競技のビジョントレーニング走っている間、視線がぶれない人は頭が揺れていないのではなく、前庭動眼反射が像を止めています。走りながら見る力が陸上の視覚の土台です。…
SPORTS VISION MAP

スポーツビジョンの10の機能と、この図鑑の対応

スポーツビジョンの領域では、見る力を10前後の機能に分けて扱います。それぞれがこの図鑑のどの章にあたるかを示します。

機能内容本図鑑の章
静止視力視力検査で測る基礎(眼科での矯正が前提)
動体視力動く対象の細部を見るNo.01 動体視力
眼球運動視線を跳ばす・追うNo.05 サッケード/No.06 追従性眼球運動
周辺視・有効視野中心を見たまま外側を取るNo.02 周辺視野
瞬間視一瞬で読み取り覚えるNo.03 瞬間視
眼と身体の協応見てから動くNo.08 眼と手の協応/No.12 反応速度
深視力距離と奥行きを判断するNo.04 深視力
ピント調整・両眼のチームワーク近くと遠くを切り替えるNo.07 輻輳・開散
視空間認知・注意どこに何があるかを保持するNo.11 デュアルタスク/No.10 アンチサッケード
頭部運動下の視覚安定動きながら見るNo.09 前庭動眼反射
CULTURAL BODY THEORY

眼が速くなったのではない。
眼と身体をつなぐ線が、太くなった。

視覚の訓練で変わるのは、網膜の性能ではありません。拾った信号が姿勢と動作に届くまでの経路です。だからこの図鑑のすべての章は、画面の前だけで完結させず、立った状態で、できれば足元が不安定な条件で行う設計になっています。足裏の一点に立つ確率共鳴の条件は、視覚系にとっても最も覚醒しやすい条件です。

WEEKLY

1日8分、週6日の回し方

一度に全章をやる必要はありません。目的の違う章を混ぜないほうが伸びます。競技者向けの一例です。

曜日章ねらい
月No.09 前庭動眼反射 → No.06 追従眼と頭の関係を整える
火No.05 サッケード → No.10 アンチサッケード速さと、つられない力
水No.11 デュアルタスク身体を動かしながら頭を使う
木No.02 周辺視野 → No.03 瞬間視取る範囲と、一瞬の保持
金No.12 反応速度 → No.08 眼と手判断を速く、動き始めを早く
土No.01 動体視力 → No.04 深視力 → No.07 輻輳見え方の総点検。数値を控える
日休み眼球を動かす筋も回復を要する
FREE TOOLS

ブラウザで動く練習ツール

登録もインストールも不要です。各章の練習は、以下のツールでそのまま行えます。ツールの練習を一本歯下駄GETTAの上で行う設計は、兵庫医科大学との共同研究で確認された動作速度15.1%の向上と反応時間0.10秒の短縮を、視覚の訓練に接続するためのものです。

SISTER ZUKAN脳トレーニング大図鑑|記憶・注意・抑制・小脳を14章で鍛える
Q&A

ビジョントレーニングのよくある質問

ビジョントレーニングとは何ですか

視力検査で測る静止視力ではなく、動くものを見る力、視野の広さ、一瞬で読み取る力、眼を動かす力、両眼を揃える力、見てから動く力といった視覚機能を、能力ごとに分けて鍛える訓練の総称です。スポーツビジョンと呼ばれる領域の実践部分にあたります。

効果が出るまでどれくらいかかりますか

毎日5〜10分の継続で、早い人は1か月、多くは3か月前後で自覚的な変化が出ます。能力の定着には半年から1年を見てください。1回に長時間行うより、短時間を毎日のほうが効きます。

大人でも効果がありますか

あります。視覚能力の頂点は20歳前後ですが、加齢で落ちた分を訓練で取り戻せることは高齢者の研究でも示されています。処理速度と前庭動眼反射は、40代以降こそ効果がはっきり出る領域です。

どの能力から始めればよいですか

競技によって弱い回路が違います。球技で状況判断が遅い人は周辺視野、反応が遅い人はサッケードと反応速度、フェイントに弱い人はアンチサッケード、動きながら見えない人は前庭動眼反射から始めてください。迷う場合は図鑑の順番どおりで問題ありません。

ゲームやアプリだけで十分ですか

画面上の練習は視覚処理の速度を上げる土台として有効ですが、競技への転移には立位で、できれば不安定な足元で行うこと、最終的に実際のボールや相手と組み合わせることが必要です。この図鑑の各章にその橋渡しを載せています。

PRIMARY SOURCES

一次資料と参照先

SISTER ZUKAN

本図鑑の数値は一般に報告されている目安であり、測定条件と個人差で変動します。眼の症状や、めまいの症状がある方は実施前に医療機関に相談してください。効果を保証するものではありません。