高跳び設計
──曲線進入と踏切角の物理
1968年のディック・フォスベリーが革命を起こした「背面跳び」。その物理学的核心は、曲線進入による遠心力で踏切時の鉛直力を最大化することにある。本章ではこの精緻な物理を、REDZA・GETTAの介入とともに解明する。
高跳びの曲線進入物理学
1968年フォスベリーの革命。曲線進入の遠心力で、走るスピードを鉛直力に変換する。
背面跳びの物理学的革命
1968年メキシコ五輪、ディック・フォスベリーが背面跳びで金メダル。これは技術革命であり、物理学的革命だった。
それまでの主流だった「ベリーロール」は、選手の重心がバーの上を通る必要があった。背面跳びでは、選手の重心がバーの下を通っても、身体の各部分が次々とバーを越えていく。これにより、同じ跳躍能力でも10-15cm高いバーが越えられる。
曲線進入の遠心力利用
背面跳びで踏切前の3-5歩を曲線で走る理由は、遠心力を使うため。
曲線進入で身体が外側に倒れる。これは反対方向への遠心力を生む。踏切瞬間に身体が垂直に立ち戻ろうとする力が、鉛直方向の力に変換される。すなわち、走るスピードが鉛直跳躍力に変わる。
REDZA・GETTAでの跳躍編集
高跳び選手にとって、REDZA・GETTAは曲線進入時のバランス感覚と踏切のSSC編集装置となる。
高跳びは、走るスピードを鉛直力に変換する技術。
曲線進入で身体が外側に倒れる。反対方向への遠心力が踏切瞬間に身体を立ち戻らせ、その力が鉛直方向に変換される。すなわち、走るスピードが直接的に跳躍力に変わる。これが背面跳びの物理学的核心。
曲線進入の二設計
CURVE STRATEGIES
進入角度と踏切角の最適化
進入角度はバーに対して30-40度。踏切角は鉛直に対して55-65度。
| 選手タイプ | 進入角度 | 踏切角 | 戦略 |
|---|---|---|---|
| パワー型 | 40-45度 | 55-60度 | 遠心力大、滞空時間短 |
| スピード型 | 30-35度 | 60-65度 | 水平速度優先、高滞空 |
| バランス型 | 35-40度 | 58-62度 | 均衡的 |
走り高跳びの歴史
走り高跳び 主要記録
| 種目 | 記録 | 選手 | 年 |
|---|---|---|---|
| 男子走り高跳び | 2.45m | Javier Sotomayor (CUB) | 1993 |
| 女子走り高跳び | 2.09m | Stefka Kostadinova (BUL) | 1987 |
| 日本男子走り高跳び | 2.35m | 戸邉直人 | 2019 |
| 日本女子走り高跳び | 1.96m | 今井美希 | 2001 |
最新研究のサマリー
参考論文・引用文献
BETWEEN SETS ── セット間の2分で、神経を醸す
高跳び設計の前に、足裏の情報量。
フォームは足裏の入力で決まる。
セット間の2分が、次のセットの質を変える。
権威機関・公式情報源
よくある質問
高跳びとは、走るスピードを
鉛直力に変換する物理芸術である。
本章では、背面跳びの物理学的本質を解明し、曲線進入の遠心力利用と踏切角の最適化を提示した。
REDZA・GETTAは、跳躍選手の曲線進入時のバランス感覚と踏切SSCを編集する道具となる。
次章は最終章。投擲種目の全身連動連鎖を解明する。
製造販売:合同会社GETTAプランニング


